「こころ」はいかにして生まれるのか
著 者:
櫻井武
出版社:
講談社
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「宇宙のすべてを支配する数式」をパパに習ってみた
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橋本幸士
出版社:
講談社
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免疫の意味論
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多田富雄
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ブラックホールをのぞいてみたら
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これが物理学だ!
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文藝春秋
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皮膚感覚と人間のこころ
著 者:
傳田光洋
出版社:
新潮社
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科学本の言葉–36–(アントニオ・R・ダマシオの言葉)

「意識の光は注意深く隠され、神々しいほどに古い。」――アントニオ・R・ダマシオ

アントニオ・R・ダマシオ(著)
田中三彦(訳)

上記の言葉が記されているのは、『無意識の脳 自己意識の脳』(文庫版の書名は『意識と自己』)。本書は、「ソマティック・マーカー仮説」で世界的に知られている神経学者アントニオ・R・ダマシオが、意識とは何か、意識はどのように構築されるのかを、自己に焦点をあて、オリジナルの用語を導入して独創的に描き出したもの。

ダマシオは、意識は進化の過程で生まれ発達してきたもの、と見なしている。そして意識は、進化的に新しい領域よりも、古い領域に強く依存しているという。

『無意識の脳 自己意識の脳』(文庫版『意識と自己』)を読み、上記の言葉の意味することを知ったとき、読者はきっと今よりも「身体」に目を向けるようになるのではないか。脳だけでなく、「身体」を重要視したダマシオの論考がおもしろい。

【単行本】
無意識の脳 自己意識の脳
著 者:
アントニオ・R・ダマシオ
出版社:
講談社
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初投稿日:2018年09月03日

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