「こころ」はいかにして生まれるのか
著 者:
櫻井武
出版社:
講談社
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「宇宙のすべてを支配する数式」をパパに習ってみた
著 者:
橋本幸士
出版社:
講談社
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免疫の意味論
著 者:
多田富雄
出版社:
青土社
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ブラックホールをのぞいてみたら
著 者:
大須賀健
出版社:
KADOKAWA
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これが物理学だ!
著 者:
ウォルター・ルーウィン
出版社:
文藝春秋
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皮膚感覚と人間のこころ
著 者:
傳田光洋
出版社:
新潮社
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免疫にまつわる読ませる物語をお探しの方におすすめの本

美しき免疫の力
著 者:
ダニエル・M・デイヴィス
出版社:
NHK出版
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著者のダニエル・M・デイヴィスは免疫学の分野の研究者であると同時に、読ませる物語を紡ぐ優れた書き手でもあり、免疫にまつわる探究をした数多の科学者たちの挑戦を、読み応えのある物語に仕立てあげている。本書をとおして、免疫にまつわるさまざまな発見の物語と、免疫の知見にもとづく新薬開発や、がん免疫療法の開発の物語に触れることができる。

著者がストーリーテラーであることはたしかだが、免疫学の知識をもたない一般読者にとっては読み進めるのがややつらい箇所もあるかもしれない。その難しいところを読み流したとしても、さまざまな科学者の挑戦とその発見の物語は知的好奇心を掻き立てる。もちろん免疫学の入門書的な本(ポピュラーサイエンス)を先に読めば、より物語に入り込める。

本書には日本人科学者の名前も多数登場する。たとえば制御性T細胞の発見を語る章では、坂口志文の貢献を軸に物語が展開されている。

書評ページでは、樹状細胞を発見したラルフ・スタインマンの物語がどのように構成されているかを紹介しているので、そちらも参考にしてほしい。

初投稿日:2024年03月16日

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