細胞
書籍一覧利己的細胞
- 著 者:
- 帯刀益夫
- 出版社:
- 新曜社
細菌や遺伝子や真核細胞にまつわる多彩な知見が得られる本。また、リチャード・ドーキンスの『利己的遺伝子』に対する反論を試みている。
タンパク質の一生
- 著 者:
- 永田和宏
- 出版社:
- 岩波書店
「生命活動の主役」タンパク質。その「一生」を描き出し、それを通して、生物の巧妙な仕組みを浮き彫りにした一冊。
生命の内と外
- 著 者:
- 永田和宏
- 出版社:
- 新潮社
「閉じつつ、開いて」いる細胞膜に焦点をあて、生命の巧妙な仕組みを浮き彫りにした一冊。
細胞の中の分子生物学
- 著 者:
- 森和俊
- 出版社:
- 講談社
「京大理学部での講義の集大成」。本書のハイライトは、「小胞体ストレス応答」の解説。著者・森和俊は、小胞体ストレス応答の研究が「極めて高く評価され」、2014年にピーター・ウォルターとともに「アメリカのノーベル賞といわれるアルバート・ラスカー基礎医学研究賞」を受賞した。
共生生命体の30億年
- 著 者:
- リン・マーギュリス
- 出版社:
- 草思社
本書は、連続細胞内共生説で知られる著者リン・マーギュリスが、共生の観点から生命進化を論じたもの。自叙伝のような側面もあわせもつ。
ミトコンドリアはどこからきたか
- 著 者:
- 黒岩常祥
- 出版社:
- 日本放送出版協会(現/NHK出版)
ミトコンドリアを切り口として生命進化が論じられる。また、研究エピソードが臨場感あふれる筆致で綴られている。専門用語を用いての解説。
ミトコンドリアが進化を決めた
- 著 者:
- ニック・レーン
- 出版社:
- みすず書房
ミトコンドリア研究の知見に基づいて生命進化を描きだす。そこに浮かび上がるのは、不可思議で巧妙な生命のしくみ。
ミトコンドリア・ミステリー
- 著 者:
- 林純一
- 出版社:
- 講談社
ミトコンドリアDNAにまつわる「ミステリー」を解き明かす。ミトコンドリア研究がリアルに伝わってくるのが魅力。
ミトコンドリアのちから
- 著 者:
- 瀬名秀明/太田成男
- 出版社:
- 新潮社
ミトコンドリアの話題が盛り沢山。「ミトコンドリアの基本がすべてわかる」という方針で書かれている。
生物学個人授業
- 著 者:
- 岡田節人/南伸坊
- 出版社:
- 河出書房新社
岡田節人が、イラストレーターである南伸坊に「個人授業」を行う。生物学「講談」+〝生物学エッセイ〟のような雰囲気で、生物学を学べる一冊。