「こころ」はいかにして生まれるのか
著 者:
櫻井武
出版社:
講談社
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「宇宙のすべてを支配する数式」をパパに習ってみた
著 者:
橋本幸士
出版社:
講談社
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免疫の意味論
著 者:
多田富雄
出版社:
青土社
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ブラックホールをのぞいてみたら
著 者:
大須賀健
出版社:
KADOKAWA
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これが物理学だ!
著 者:
ウォルター・ルーウィン
出版社:
文藝春秋
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皮膚感覚と人間のこころ
著 者:
傳田光洋
出版社:
新潮社
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2024年11月に当サイトに追加した書評

2024年11月に追加した書評をお知らせします。

『人類はどこで間違えたのか 土とヒトの生命誌』(中村桂子)
生命誌を踏まえて現代社会のありようを問い直す。本書では、40億年の生命の歴史を大雑把に見ながら、1万年ほど前の農業革命にフォーカスし、著者のいう「本来の道」について考えていく。

『しっぽ学』(東島沙弥佳)
「研究のライブ感」が伝わることを重視して自身の研究の歩みを綴り、多様な角度から「しっぽ」を解説。

『生命海流 GALAPAGOS』(福岡伸一)
旅行記らしいエピソードを披露する一方で、進化論について考察したり、著者の生命観を論じたりしている。ガラパゴス旅行記であり福岡生命論でもあり、その両面をうまく織り交ぜた一冊。

『森羅万象 我々はどこから来て、どこへ行くのか』(福岡伸一)
著者の生命論や生物学に関する多彩な知識に触れられるコンパクトなエッセイ集(28篇を収録、約130ページ)。ひとつのエッセイは3ページほどで、生命について、生きものが登場するもの、DNA、ノーベル賞、少年時代のこと、愛好するものなど、さまざまなテーマで綴っている。

書評は以上4冊です。

『生命海流 GALAPAGOS』(福岡伸一)は、旅行記で福岡伸一の生命観に触れてみたい方におすすめの本としても紹介しています(12月2日に記事をアップしました)。

この本は、ガラパゴス旅行記ですが、そこに福岡生命論、進化論、地球科学的な話題、歴史など、多彩なエピソードが織り込まれており、旅行記にとどまらない魅力があります。また、旅行記本編だけでなく、旅にいたるまでの長いプロローグもユニークで面白いです。「スター編集者」や出版界事情など、さまざまな話題が登場します。おすすめしたい一冊です。

初投稿日:2024年12月05日

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